藤野ベーグルのひとりごと

ベーグルって知ってた?
パンの親戚(しんせき)だけど、パンとは少し違うんだ。

小麦粉(強力=きょうりき粉)を使うのは同じ。砂糖や塩、酵母も一緒。
でも、バターやマーガリンなどの油も使わない

そして、卵も牛乳も使わないんだ。
だから、卵や牛乳のアレルギーがあっても食べられるんだ。
パン酵母は使うけれど、パンみたいにフカフカに発酵させないんだ。だから、モチモチでずっしり。
そして、焼く前に「茹(ゆ)でる」 これが『ベーグル』のおいしさの秘密の一つなんだ。


藤野ベーグルはとっても安心なんだ。
小麦粉、特に強力粉は輸入品がほとんどで、国産は
とても貴重なんだ。
そんな中、安心できる国産小麦だけを使っているんだ。 外国産より農薬が少なかったり、遺伝子組み換えの心配も無い。 何より日本の農家の人達が国産小麦を使うと、喜んでくれるんだ。
酵母も、世界遺産になった東北の『白神山地(しらかみさんち)』で発見された『白神こだま酵母』を使っているよ。

そして、いくつかの創作(そうさく)ベーグルには藤野産の「ゆず」「お茶」「ブルーベリー」「地場野菜」を使ったり、津久井の造り酒屋さんの「酒粕」(さけかす)を使ったりしているんだ。地元のめぐみも、たくさん使っていきたいな。


ベーグルは、パンより少し堅いけど・・・
「かたいから、食べにくいな・・・」
なんて言わないで (涙)
実はね、堅いものをたくさん噛むのは、
健康にとってもいいんだ。
子供達は、アゴや歯が丈夫になるし、
おじいちゃん、おばあちゃんもいつまでもアゴが丈夫でいられるだけじゃなくて「脳の刺激」になるから、記憶が良くなり、物忘れも少なくなる。

たくさん噛むと、早く「おなかいっぱい」になるから、メタボを気にしているお父さんや、ダイエットをしているお母さんにも、とって
もいいんだよ。


ベーグルは色々な食べ方ができるよ。
ホントは焼きたてが一番おいしいんだけれど・・・
添加物(てんかぶつ)」を使わないから、時間がたつとだんだん堅くなっちゃうんだ。 2~3日なら、堅いのが平気な人は、たくさん噛んで食べてね。だんだん自然な甘さが口の中に広がるよ。
一番焼きたてに近い食べ方は、電子レンジで20~30秒、内側を温めた後に、カリッとトーストするとおいしいよ。

電子レンジはベーグルが乾かないように、ラップに包んだり、少し水をかけて容器に入れて加熱。
すぐに食べない時は、冷凍してね。 解凍は1分~ 1分半、その後にトーストしてね。冷凍なら1ヶ月くらい大丈夫。 非常食にもいいんだよ。


色々なアレンジも試してね。
一番合うのは、やっぱり「クリームチーズ」
プレーンや野菜のベーグルにぴったりだよ。
クリームチーズに「メープルシロップ」を混ぜると、とってもおいしいんだよ。

レタスや水菜、トマトやベーコン、アボカドやチーズなど、サンドウイッチ感覚で色々はさんでも、ボリュームたっぷりでおいしいよ。
工夫して食べるのもベーグルの楽しさだよ。